シリコーンゴムの試作依頼時に気を付けるポイントとは?
2026/08/25
シリコーンゴム製品の開発では、いきなり量産へ進むのではなく、まず試作品を製作して形状や性能を確認することが重要です。しかし、試作を依頼する際に必要な情報が不足していると、想定していた製品とは異なる仕上がりになったり、材料や成形方法の選定に時間がかかったりする場合があります。
スムーズに試作を進め、量産につなげるためには、依頼する側と製造メーカーが製品の仕様や使用環境を共有することが大切です。今回は、シリコーンゴムの試作を依頼する際に気を付けたいポイントをご紹介します。
シリコーンゴムの試作依頼時に気を付けるポイント
まず重要なのが、製品の図面や3Dデータ、必要な寸法情報を準備することです。製品の形状や寸法、公差などが明確になっていることで、メーカー側も適切な金型や成形方法を検討しやすくなります。まだ図面が完成していない場合でも、使用目的や必要な形状を伝えることで、製造メーカーから提案を受けられる場合があります。
次に、使用環境や求められる性能を明確にすることも重要です。例えば、使用温度、接触する薬品や油、必要な硬度、屋外で使用するかどうかなどによって、適したシリコーンゴムの種類が変わります。「柔らかい材料がよい」といった情報だけでなく、実際の使用条件をできるだけ具体的に伝えることが、適切な材料選定につながります。
また、試作の目的を明確にしておくことも大切です。形状確認が目的なのか、実際の使用環境での性能評価が目的なのかによって、材料や製造方法の考え方が変わります。試作品で何を確認したいのかを事前に共有しておくことで、より効果的な試作を行うことができます。
さらに、試作品を評価した後は、寸法や外観、硬度、組み立て性、シール性などを確認し、必要に応じて設計や材料、成形条件を見直します。一度の試作で完成を目指すのではなく、評価と改善を繰り返すことが、量産時の品質安定につながります。
まとめ
シリコーンゴムの試作を成功させるためには、図面や寸法情報だけでなく、使用環境や求められる性能、試作の目的を製造メーカーと共有することが重要です。また、試作品の評価結果をもとに改善を重ねることで、量産時のトラブルや手戻りを減らすことにもつながります。
株式会社ホリテックでは、シリコーンゴム製品の試作から量産まで、お客様の用途や仕様に合わせてサポートしています。図面や材料選定、成形方法などについてお困りの場合も、製品開発の段階からご相談いただけます。シリコーンゴム製品の試作をご検討の際は、ぜひ株式会社ホリテックまでお気軽にお問い合わせください。

