シリコーンゴム製品の見積依頼で伝えておきたい7つの情報
2026/10/20
シリコーンゴム製品の製作を検討する際、まず必要になるのが加工会社への見積依頼です。しかし、依頼時の情報が不足していると、追加確認が必要になったり、想定していた仕様と見積条件に食い違いが生じたりすることがあります。
スムーズに見積もりを進め、適切な加工方法やコストを検討するためには、どのような情報を伝えればよいのでしょうか。今回は、見積依頼時に押さえておきたい7つのポイントを紹介します。
シリコーンゴム製品の見積依頼で伝えておきたい7つの情報
1. 製品の図面・形状が分かる資料
最初に用意したいのが、製品の形状や寸法が分かる図面です。2D図面や3D CADデータがあれば、形状や寸法、構造を具体的に確認できます。図面がない場合でも、手書きのスケッチや現物サンプルが参考になることがあります。
2. 製品の用途・使用環境
どのような製品に使用するのか、何を目的とした部品なのかを伝えましょう。使用温度、接触する液体や薬品、圧力、屋外での使用の有無なども重要です。用途が明確になることで、必要な性能や材料を検討しやすくなります。
3. 希望する材料・硬度
シリコーンゴムにはさまざまな種類や硬度があります。希望する材料が決まっていれば、その名称や硬度を伝えます。未定の場合は、必要な耐熱性や柔軟性、耐薬品性などを共有することで、用途に合った材料の選定について相談できます。
4. 必要な数量と年間使用予定数
今回必要な数量だけでなく、年間の使用予定数や今後の生産計画も伝えましょう。製作数量は、成形方法や金型の仕様、製品単価などに影響します。試作品と量産品では条件が異なるため、それぞれの予定数量を分けて伝えると、より具体的な見積もりにつながります。
5. 寸法公差・品質要求
寸法公差とは、設計寸法に対して許容される誤差の範囲です。特に、組み付けやシール性能に関わる重要寸法は明確にしておきましょう。また、外観基準、異物混入への対策、検査成績書の要否など、必要な品質条件も事前に共有することが大切です。
6. 希望納期・量産開始時期
試作品が必要な時期や量産開始の希望日、定期的な納品の有無などを伝えます。金型製作や材料の調達が必要な場合、製品の仕様によっては一定の準備期間が必要です。希望納期を早めに共有することで、実現可能なスケジュールを検討できます。
7. その他の加工・梱包条件
金属や樹脂部品との複合成型、追加工、組み立て、個別包装などの希望があれば、忘れずに伝えましょう。金型を新たに製作するのか、既存の金型を使用するのかといった条件も、見積もりに関係します。
まとめ
シリコーンゴム製品の見積依頼では、図面・用途・材料・数量・品質要求・納期・加工や梱包の条件を整理して伝えることが重要です。すべての仕様が決まっていなくても、現時点で分かっている情報を共有すれば、具体的な検討を始めやすくなります。
株式会社ホリテックでは、シリコーンゴム製品の加工に関するご相談を承っております。製品の形状や用途、必要な数量などをお聞かせいただき、試作や量産に向けた検討を進める際は、ぜひ株式会社ホリテックへお問い合わせください。

