シリコーンゴムは食品に使える?食品用シリコーンの特徴
2026/09/08
シリコーンゴムは、耐熱性や柔軟性、耐候性などに優れており、キッチン用品や食品製造設備など、食品に関わるさまざまな製品に使用されています。しかし、「シリコーンゴムならすべて食品に使用できるの?」と疑問に思われる方もいるのではないでしょうか。
実際には、シリコーンゴムであれば無条件に食品用途へ使用できるわけではありません。食品と直接接触する部品では、用途に適した材料や規格への適合性を確認することが重要です。今回は、食品用シリコーンゴムの特徴と、製品選定時のポイントについてご紹介します。
シリコーンゴムは食品に使える?食品用シリコーンの特徴
食品用シリコーンゴムの大きな特徴は、耐熱性と柔軟性に優れていることです。シリコーンゴムは比較的広い温度範囲で使用できるため、加熱や洗浄が行われる食品関連設備にも適しています。また、柔軟性があるため、パッキンやガスケットなど、密閉性が求められる部品にも使用されています。
さらに、シリコーンゴムは水や一般的な洗浄環境に対して比較的安定していることも特徴です。食品製造現場では、製品の衛生状態を保つために洗浄や殺菌が繰り返し行われることがあります。そのため、使用する洗浄方法や温度などを考慮して材料を選定することが大切です。
一方で、食品用途では「シリコーンゴムだから大丈夫」と判断するのではなく、食品との接触を想定した材料・グレードを選ぶことが重要です。使用する食品の種類や温度、接触時間、洗浄条件などによって必要な性能は異なります。また、食品に直接触れる部品の場合は、適用される法令や規格への適合性について、材料メーカーや成形メーカーに確認することも必要です。
例えば、食品製造設備のパッキンやガスケット、チューブ、各種シール部品などでは、食品への接触だけでなく、耐熱性、耐薬品性、圧縮永久ひずみなども考慮する必要があります。求められる性能を明確にしたうえで、使用環境に適した材料を選定することが、製品の安全性や耐久性につながります。
まとめ
食品に使用されるシリコーンゴムは、耐熱性や柔軟性などの特性を活かし、パッキンやガスケット、チューブなど幅広い用途で活用されています。ただし、すべてのシリコーンゴムが食品用途に適しているわけではありません。食品との接触条件や使用温度、洗浄方法などを考慮し、適切な材料・グレードを選定することが重要です。
株式会社ホリテックでは、シリコーンゴムの特性や用途を考慮した材料選定から、試作・成形・量産までサポートしています。食品関連設備や食品に接触するシリコーンゴム部品の製作をご検討の際は、ぜひ株式会社ホリテックまでお気軽にご相談ください。

