電気絶縁性に優れた素材とは
2024/09/05
生活を便利にしてくれる電気ですが、時としてその電気を遮断する必要も生じます。
電気を遮断する性質を「電気絶縁性」と言い、優れた効果を発揮する素材があります。
そこで今回は、電気絶縁性に優れた素材について見ていきましょう。
電気絶縁性に優れた素材
絶縁性とは
電気製品を購入する際に「絶縁」という言葉を耳にされたことがある方も多いでしょう。
「絶縁性」とは、電気を通しにくい性質のことを意味し、絶縁性を持つ物質のことを「絶縁体」と呼びます。
電気絶縁性に優れた素材
電気絶縁性に優れた素材として、ゴムとプラスチックが挙げられます。
これらは電気製品の部品に絶縁体として用いられ、電気の流れを遮断するほか、漏電を防ぐ役割も兼ね備えているのが特徴です。
ゴムを素材とするシリコーン樹脂は、半導体モジュール・LED・コンデンサーといった製品の絶縁体に用いられています。
プラスチックを原料とするフッ素樹脂も電気絶縁性に優れており、電気が通っても破損しにくいのが特徴です。
この特徴を生かし、同軸ケーブルのコーティング材料として使用されています。
電気の容量によって使い分けが必要
ゴムとプラスチックは、どちらもシリコーン製品に加工される素材ですが、絶縁体として使用する場合は使い分けが必要です。
その理由は、どの程度の電気を絶縁するかによって、適した素材が異なるからです。
電気の絶縁を目的に使用する際は、シリコーン製品の製造と加工に詳しい会社に相談してはいかがでしょうか。
まとめ
電気絶縁性の素材には、ゴムとプラスチックが挙げられます。
絶縁性に優れているだけでなく、さまざまな形に加工が可能で使い勝手の良い素材です。
茨城県を拠点とする『株式会社ホリテック』では、高度な技術によるシリコーンゴム製品の製造および加工を行っております。
電気の絶縁に必要な製品に関するご相談は、当社までお問い合わせください。