接着と溶着の違いについて
2024/07/01
異なる物質を一体化させる表現には、多くの種類があります。
「接着」と「溶着」は、いずれも物質がくっつくことを表現する言葉です。
そこで今回は、接着と溶着の違いについて解説いたします。
接着と溶着の違い
接着
接着とは「2つの物がぴったりくっつくこと」「くっついて離れないこと」「くっつけること」といった意味合いです。
日常においても、物同士をくっつける時に接着剤が使用されます。
つまり、接着とは「何らかのアイテムを使用して、2つの物をくっつけること」と解釈できます。
溶着
溶着は、熱可塑性のフィルムやシートを熱で溶かし、加圧と冷却を行うことによってくっつける方法です。
樹脂および非鉄金属を接着させる時に用いられ、高度な技術を要します。
材料と技術の違い
接着と溶着の最大の違いは、くっつけるにあたって必要とする材料と技術です。
接着は2つの物をくっつけることを意味し、接着のために使用するアイテムや技術は問いません。
対して溶着では、物同士を熱で溶かし加圧と冷却を行うという違いがあります。
まとめ
接着と溶着はどちらも物をくっつける作業ですが、大きな違いがあります。
比較的自由に行える接着に対し、溶着は材料と環境がそろわなければ成立しません。
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