シリコーンゴムパッキンの劣化サインについて
2023/11/08
シリコーンゴムパッキンは劣化したら、どのような状態になるのでしょうか。
劣化のサインがわかっていれば、適切なタイミングで交換できますよね。
そこでこの記事では、シリコーンゴムパッキンの劣化サインについて紹介していきます。
シリコーンゴムパッキンの劣化サイン
ゴム性能の喪失
シリコーンの劣化サインは、ゴム性能の喪失です。
通常シリコーンは対候性に極めて優れているので、自然劣化はほとんどありません。
高温の環境下にあっても、性能が低下するまでに相当な時間がかかると言われています。
ただしこのような環境に長時間放置すると、急激に硬化したり反発力を失ったり伸び率が低下したりするでしょう。
ゴム自体の破壊
ゴム自体が破壊されるのは、シリコーンゴムのパッキンの劣化サインの1つです。
アルコール・希酸・希アルカリなどでは、それほど影響を受けません。
しかし強酸や強アルカリの薬剤に触れると、ゴム自体が破壊され劣化します。
膨潤する
シリコーンゴムは、長時間油に浸しておくと膨潤します。
シリコーンゴムは他のパッキンと比べて、油への耐性も高いです。
しかし長時間油に浸された状態だと、内部に脂が入り込んで体積が増加し劣化が進みます。
まとめ
シリコーンゴムパッキンの劣化サインは、ゴム性能の喪失や破壊・膨潤などがあります。
しかしシリコーンゴムは自然劣化をほとんど起こさず、耐熱性・耐薬品性・耐油性に優れた素材です。
『株式会社ホリテック』は、シリコーンゴムパッキンの製造・加工を手掛けております。
高品質なシリコーン製品をお探しの方は、お気軽にご相談ください。