自動車用シリコーンの種類
2023/08/05
シリコーンはさまざまな用途に使用されていますが、自動車もその一つです。
樹脂やゴム・オイルなど加工性の高いシリコーンは、自動車のどのような部分に使用されているのでしょうか。
この記事では、シリコーンがどのような形で自動車に使用されているのか、用途別に解説いたします。
自動車用シリコーンの種類
駆動系パーツ
駆動系のパーツは主に、自動車前方のボンネット下のパーツにあたります。
ファン駆動動力の調節を行うファンカップリングや、動力伝達の役割をするビスカスカップリング用に、シリコーンオイルが用いられます。
耐熱ホースや等速ジョイントブーツ・センサ類の保護チューブなど、耐熱性を活かせる部分にも最適です。
電装系パーツ
電装系とは、ウィンカーやワイパー・エアコン・ナビゲーションシステムなど電動のパーツのことです。
耐久性の高いシリコーンゴムは、イグニッションケーブルやスパークプラグブーツ・センサー類の保護チューブの素材として使用されています。
LEDヘッドランプや電流変換装置であるインバータ・コンバータなどにも、封止・放熱素材として欠かせない存在です。
内外装や足周りのパーツ
ドアストッパーや内装部品のダンパー材料など、衝撃を緩和する用途に用いられています。
また、シートベルトやブレーキ部品の潤滑油としても不可欠です。
まとめ
シリコーンはオイルやシート・接着剤・ゴムなど多様に加工され、自動車の各パーツに採用されています。
駆動系や電装系など、放熱素材であることや高い耐熱性を活かした部分に多く使用されています。
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