コンプレッション成型の特徴について

シリコーンゴムを使用した製品作りには、さまざまな工程があります。
なかでも成型は、材料の特性や形状など考慮した方法を選ぶ必要があるため、特に重要です。
そこで今回は、成型の段階で広く利用されているコンプレッション成型の特徴についてご紹介します。

コンプレッション成型とは

規定量の材料を真上から金型にあるキャビティへ入れ、加圧によって硬化させる方法です。
さまざまなプラスチックの成型方法として長く利用され、シリコーンゴムの成型でも広く使われています。

コンプレッション成型の特徴

低い圧力で成型できる

ほかの成型方法と比較しても、低い圧力で材料の成型が行えます。
そのため同じ型締力のプレスを使用する場合、大きな投影面積での製品が可能です。

細やかな形成

細やかな形成ができるため、幅広い用途のパーツを製造できます。
低い圧力でも形成ができるため、金型へ十分な圧力をかけられるのが大きな理由です。

材料を選ばない

プラスチックやシリコーンゴムなど、さまざまな材料の形成に利用できます。
そのため、各材料の特性を活かした耐久性の高い製品作りが可能です。

まとめ

コンプレッション成型とは、キャビティに真上から材料を入れて加圧する成型方法です。
低い圧力での成型ができ、材料を選ばず細やかな形成にも向いているため、幅広い用途で使われています。
『株式会社ホリテック』でも、コンプレッション成型を使ったあらゆる製品の製造を承っております。
シリコーン製品の依頼先をお探しであれば、気軽にご相談ください。